理の追求/クロスワードパズルに似たり!

◇母親を介護していると、興味深い事が沢山出てきます。そのうちの一つです。

すでに介護度3に近く、この間、判定のために県から職員が訪れました。まあ、調子が良い時は自分で起き上がろうとします。で、手助けしながら歩かせます。もちろん支え無しでは転んでしまいますが…コツがありました…!

身体を横使いさせるのです。

人間の意識は前に歩こうとします。しかし筋力が衰えた老人には難しく、また、支えるモノに掴まるのも難しく、転んでしまいます。これは掴む間合いが短い為と思われます。しかし身体を横に使えば、手を広げた長さは自身の身長分なので、間合いを大きく取れるのです。

「ハイ!身体を横に使って、そこを掴んで、足を寄せて、ハイまた次を掴んで、無理しないで」

「ハイ!今度は身体を反転させて、そう上手い!少林寺拳法みたい」

まっ、こんな感じで、トイレに行かせたり、食事の席に座らせます。

◇◇少林寺拳法にも、この身体使いの理/コトワリあります。提唱するのは、4点の水平使いと斜め使いです。4点とは肩関節と股関節に仮の点を付け、捻らない身体動作を指します。

これに、身体重心の移動感覚(5:5 6:4 7:3 8:2 9:1 10:0)と、身体回転の3感覚(中心点=独楽、コンパス、ハンドル)が加わります。

長い間研究してきた後ろ蹴り(180°回転、90°回転)が、これらが分かり容易に出来るようになりました。門下生の中にも、直ぐ出来るようになる人が現れ、驚きます。

◇◇◇理の追究は、「クロスワードパズルを解く様だ!」と思えます。ある事が分かって、関連して他の事が分かって、ついには今まで分からないことが分かります。

まっ、こんな感じで、日々の修行を楽しみ、少林寺クロスワードパズルを愉しんでいます!

*昨年の5月3日、写真の通り、道院の40周年、市医大の顧問の先生、門下生の還暦・古希祝いで、修行40年拳士3人と共に演武しました。義和拳第2の鶴立は、10:0の重心移動です。

 

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